<販売は「ゴール」ではなく「スタートライン」>
こんばんは。ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
今日は、マーケティングのお勉強です。凄く勉強になりますよ!
<内容紹介 amazonより>
★あらゆる業界に変革をもたらす「サブスクリプション」の入門書
★「所有から利用へ」の時代に不可欠の、継続収益を生むマーケティング
★成功のカギとなる、顧客との「長期的関係」づくりのヒントが満載
所有から利用へ、販売から関係づくりへ
Netflix、セールスフォース、Amazonプライム・・・
共有型経済とスマートデバイスの普及を背景に、あらゆる分野で
サブスクリプション(定額制、継続課金)へのシフトが進んでいる。
「モノが売れない時代」を迎える中、いま何をするべきか?
ビジネスの原則を変える大潮流の本質と実践指針がわかる!
近い将来、私たちは何も買わなくなる――?
ソフトウェア、食品、アパレル、
日用品、メディア、ヘルスケア・・・
あらゆるビジネスを変革する
新時代マーケティングの教科書。
◆「サブスクリプション」~買い切りから、月額制へ
聞いたことあります?
聞いたことない方、絶対覚えておいた方がいいです。
日本語で言うと、「月額料金制」といったところです。
知らず知らずのうちに、私達の生活にどんどん浸食していっているのです。
代表選手が、アマゾンプライムやネットフリックスなど動画サイト。
以前なら1作300円とかで借りていたビデオ、
アマゾンプライムなら月額400円で、ビデオ・ドラマ見放題です。
アマゾンでいうと、アマゾンミュージック、オーディブル。
フィットネスジム、英会話スクールなんてのも、月額使い放題あります。
宅配食品のお届け、服のレンタルもありますよね。
私も、日常生活のかなりの支出を、この月額モノに支出している気がしますね。
◆「サブスクリプション」の価値
では、どうしてサブスクリプションを使ってしまうのでしょうか。
①お買い得
まず、単品購買に比べお買い得であることがいちばんです。
②継続手続き不要
これも大きいと思います。自分で毎回申し込むの面倒ですしね。
③選んでもらう
以外とこの価値って大きいのでは?自分で選ぶの面倒ですから。あまりこだわりないものは、オススメを送ってくれるほど楽なことないです。
◆「フリーミアム」
これも是非覚えていただきたいです。
日本語で言うと、「ここまではタダ、これ以上は有料♡」です。
無料でも基本サービスは受けられますが、質の高いサービスを受けようと思ったら、有料に移行が必要です、というやつです。
代表選手は「ニコニコ動画」。
色んな趣味の動画を見られますが、無料では画質が悪く、途切れることもあります。
有料会員にすると、ばっちり観られるのです。
ニュースサイトやオンラインゲームでもありますよね。
◆「販売」から「アフターサービス」へ ~マーケティングの180度転換
サブスクリプションマーケティングは、マーケティングのやり方を従来から180度変換させました。
それが、「販売」から「アフターサービス」への比重の変化です。
従来は、大々的な広告により、認知・購買刺激を行い、購買してもらうことに比重を置いていました。
大衆が消費する商品ですから、それで良かったのです。
しかし、サブスクリプションの時代では、「購買」はスタートラインにすぎません。
いかに「継続」してもらえるか、「解約しないか」そこが重要となります。
そうなると、「買ってくれた顧客」に重点的にマーケティング費用を投じることになります。
例を挙げると、
・新製品の案内・優先お試し
・継続特典ポイント・景品
・会員の交流イベント
・改善点のアンケート(おみやげ付き)
などです。
◆アンバサダー・マーケティング
サブスクリプションの強い味方が、「口コミ」です。
「口コミ」を大切にするマーケティングを「アンバサダー・マーケティング」と呼びます。
食べログやamazonレビュー、口コミを大きな選択のよりどころにする人々が多いです。私もです。(サクラはいけません)
「口コミ」力を高めるには、ひとりひとりの顧客に継続的に誠実に向き合うこと、それがかなり大きいです。
顧客を裏切る不誠実な対応や、対価を払ってサクラをしてもらう、といった姑息な施策は、すぐに見破られ一気に拡散、信頼が落ちるのはあっと言う間です。
「アンバサダー・マーケティング」については、いずれ詳しく書こうと思います。
◆まとめ
・サブスクリプション(月額制)は、知らず知らずのうちに広がっている
・忙しい現代人の「選んでくれる」ニーズにマッチしている。
・基本サービス無料の「フリーミアム」形式も流行
・サブスクリプションでは、継続的「アフターサービス」が最も重要。
・誠実に顧客とつき合っていれば、口コミを利用することが出来る
以上です!
では、また!!