<じゃあ、「おしり」って何?>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
最近は夜に、娘(6歳)と、絵本を読んだ後、布団に入ったら、「何かお話をして!」と言われます。
先週は「ごめんなさいの反対語は?」の話を取り上げました。
最近はネタも仕込まずに思い付きで話をすることが多く、今日も寝る前にトイレに行く娘を見て思いついたお題です。
私:今日は、「おしりはどうして2つに割れているの?にしようか。」
娘:「えー!!まじで!!」
と言いながらも、興味津々のようで、「そうしよう!」と乗ってきてくれました。
しかし、これも答えを知っているわけではありません。
でもまあ、一緒に考えればいいか、と思い、話し始めます。
私:「なんでおしりは2つに割れているのかなぁ?」
娘:「うーん、ウンチが出やすいようにかなぁ、。」
私:「なるほどー、でも、なんでおしりが2つに割れてたらウンチが出やすいの?割れてなかったらどうなる?」
娘:「割れてなかったら穴がふさがっちゃうでしょう?」
私:「いやいや、おしりが割れてなくておもちみたいに丸くてツルっとしてて、その先っちょに穴が空いてたら別に割れてなくてもいいんじゃない?」
娘:「あー、そうかぁ。うーん、でもおしりがおもちだったら、すわった時にべちゃべちゃくっついてこまるやん」
私:「(笑、論点が替わってる)」
-仮説の問題点を突いてくる。すばらしい論理的思考です。
私:「じゃあ、まずおしりが2つになんで割れているかの前に、『おしり』って何なのか、を考えてみようか」
-行き詰まった時は「前提を疑う」ということで。
娘:「えー?ここの(自分のおしりをさわって)プニュプニュしたところやんか」
私:「どこからどこまでが、『おしり』?」
娘:「ココ(足)とココ(背中)のあいだ?」
私:「足はどうなってる?」
娘:「2つに分かれてる、あ、そうか、だからおしりも?」
-あれ、答えが出た?でも私も負けません。
私:「でも、足が2本あっても、おしりが2つに割れてなくてもいいんじゃないの?」
娘:「えー、割れてなかったら歩きにくくない?」
-あれ、やっぱり答えが出た?ではテーマをすり替えてみます。
私:「じゃあ、なんで足は2本あるんだろう?」
娘:「えーと、歩けるように?」
私:「おー、いいね。じゃあなんで3本じゃないの?3本のほうが歩きやすくない?」
娘:「3本あったらゴチャゴチャしない?」
私:「でも、イカやタコみたいにたくさん足があるのもいるよね。なんで人間は2本なんだろう」
娘:「そうかぁ。じゃあ、神様が決めたから?」
私:「なるほどー。たしかに神様が決めたのかもしれないね。でも、神様が決めたとしても、何で足が2本が聞いたことがある人はいないよねー。
だからやっぱり、おしりが2つに割れてるのも、いろいろ考えていったら、やっぱりなんでかわからないってことになるんじゃないかなぁ。」
-続いて、「割れている」についても考えてみたかったのですが、だいぶ眠そうになってきたので、このへんでおやすみなさいをしました。
こんなくだらないテーマでしたが、あとでWEBで調べてみて、考えている人は多いということがわかりました。
では、また!