ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

オンライン哲学カフェ第17回「『中二病』 ~結局、『中二病』って何?」①

<キャラ立てしたい?『王道』への反抗心?>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

私が参加している「彩ふ読書会」において、参加メンバーで作るグループ活動として開催しています、「オンライン哲学カフェ」。

今回は第17回となります。

  

前回の第16回「大人」の模様はこちら。 

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

◆今回も「Zoom」を使いました

今回も前回同様、「Zoom」を使用。

「Zoom」とはオンライン会議アプリで、「skype」をイメージしていただくと大体そんな感じで、とても使いやすいテレビ会議アプリです。

 

主催が会議を「○○日の●時~●時」とスケジュール設定すると、「会議ID」が発行され、参加者はPCのZoomホームページやスマホアプリから、その「会議ID」を入力するだけで、アカウントを作る必要も無く、簡単に参加できます。

音質もクリアでノイズやハウリングもほとんどなく、良いですよ。

 

◆この日のテーマは「中二病」

この日の参加者は13名。時間は2時間です。

 

オンラインにおいても、実際の哲学カフェのように、進行役を決め、1人ずつしゃべる方式にしています。

しかしながら一部の人しか画像を映していないため、挙手が見えないので、発言したい人は「ハイ○○です。」と言い、進行役が指名するという感じにしています。

(画面を見ていると誰がしゃべったか大体わかるんです)

 

今回の進行役は、部長のひじきさん。

 

この日のテーマも、メンバーの推薦により選ばれた

 「中二病」

です。

では、哲学カフェ内での発言を振り返りつつ、感想とともに書いていきたいと思います。 

 

◆「中二病」って、なんなんだ?

きっかけとして、「中二病」という言葉の意味を確認するところから始めました。というのも、私が中2の頃には「中二病」という言葉はありませんでしたし、使っている人も周囲にいなかったのでなじみがないからです。

wikipediaで調べると、

「背伸びしがちな言動、自己愛に満ちた空想や嗜好」

と出てきます。

そして、さらにジャンル分けされるそうで、

①「DQN系」=不良、

②「サブカル系」=マイナー路線、

③「邪気眼系」=超能力への憧れ

ということになるようです。

①・②については、私の少年時代にもいましたし何となく想像がつくのですが、③の「邪気眼系」となると、もうなんのことかよくわかりません。

しかも、参加者によれば、③の「邪気眼系」が中二病の象徴なんだとか。

もう、おじさんついていけないかも、、。

そして、さらに派生した「高二病」「大二病」なんてのもあるらしい、、。

 

◆あなたにとっての、中二病経験は?

そんな私は、まずは参加メンバーからの、「あれは中二病だったのかな?」といった実体験エピソードに耳を傾けるところから。

そうすると、

・夢見がちになる

・自分をファンタジーの登場人物とダブらせる

・マニアックなものにハマる

などという感じの話なんですね。

そして、そんな思い出はおおむね恥ずかしいもので、「私の黒歴史」などと呼んだりします。

 

そして、「邪気眼系」なんですが、これは、オカルト系にハマること、ということのようです。語源の「邪気眼」というのは「第三の目」を意味し常人には見えないものが見える(ような気がしていた)ようです。

そういう意味で私の少年時代の邪気眼といえば、ユリゲラーや冝保愛子、矢追純一となるのでしょうか。確かによくテレビで見てはいたけど、自分がそうだとは思ってなかったなぁ。

 

◆自分をキャラ立てしたい?

中二病の事例やイメージがでてきたところで、じゃあ、中二病の背景にある心理を探ってみよう、ということになります。

 

マニアック路線に走ってみたり、超能力をアピールするというのは、「自分をキャラ立てしたい気持ち」「自分をとがらせたい」という意見が出てきます。

 

なるほど、確かに、。マイナー路線といえば、カラオケで敢えてシングルのB面の曲を歌ってみたり「こんなの知ってるんだぞ」アピールという要素がありますからね。

王道から外れることをカッコイイと思う気持ち、といったところでしょうか。

 

そういう意味では最初にある「DQN系」というのも理解できる気がします。「行儀よく真面目なんて出来やしなかった(尾崎豊)」という気持ちはまさに王道への反抗というやつですし。

 

◆では、ファンタジー系はどうなの?

しかし、王道への反抗としては、ファンタジーにハマる、夢見がちになるっていう人の場合は少し違うような気がします。

その辺の心理的背景はどうなんでしょうか?

 

哲学カフェはまだまだ続きますが、

時間が来ましたので、続きは日を改めて書いていきたいと思います。

では、また!

 

 

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