主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

オンライン哲学カフェ第34回「競争」①

<競争に終わりはない?>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

私が参加している「彩ふ読書会」において、参加メンバーで作るグループ活動として開催しています、「オンライン哲学カフェ」。

今回は第34回となります。

  

前回の第33回「火の鳥 異形編」の模様はこちら。 

chikuwamonaka.hatenablog.com

  

◆「哲学カフェ」とは?

哲学カフェとは、おもに身近なことがらについて、みんなで自由に意見を出し合う対話の場です。

「哲学」と書いていますが、ソクラテスやプラトン哲学がどうのといった話はほとんどしません。

私たちの哲学カフェで扱っているテーマは、「『普通』ってどういうこと?」だとか、「『自己責任』って結局何なの?」だとか、身近にありながら、答えがなかったり、人それぞれだったり、ふだんあえて時間をかけて考えたりあまりしない話題について、じっくり語り合っています。

当哲学カフェはいわば「日常生活を哲学する」ことを目指しています(今のところ)。

 

◆今回も「Zoom」を使いました

今回も前回同様、「Zoom」を使用。

「Zoom」とはオンライン会議アプリで、「skype」をイメージしていただくと大体そんな感じで、とても使いやすいテレビ会議アプリです。

 

主催が会議を「○○日の●時~●時」とスケジュール設定すると、「会議ID」が発行され、参加者はPCのZoomホームページやスマホアプリから、その「会議ID」を入力するだけで、アカウントを作る必要も無く、簡単に参加できます。

  

◆この日のテーマは「競争」

この日の参加者はのべ6名。時間は2時間です。

 

オンラインにおいても、実際の哲学カフェのように、進行役を決め、1人ずつしゃべる方式にしています。

しかしながら一部の人しか画像を映していないため、挙手が見えないので、発言したい人は「ハイ○○です。」と言い、進行役が指名するという感じにしています。

(画面を見ていると誰がしゃべったか大体わかるんです)

 

今回は、いつも進行役をお願いしているひじき部長が都合によりお休みのため、私が進行役兼書記役を務めさせていただきました。

 

この日のテーマも、メンバーの推薦により選ばれた

 「競争」

です。

オリンピックにちなんで。

  

では、実際出てきた意見と感想を簡単に書いていきたいと思います。

 

◆競争は不可欠なの?

実はこの日は、スタートの20時の時点では3人でした。しかもお一人がまだ話せない状態でしたので、私ともう一人のメンバーの2人でしばらくの間ゆるく始めたのでした。

 

いつものように、「競争」にまつわる問いを出していきます。

・競争は良いふうにとらえている?悪いふうにとらえている?

・競争には終わりがないの?

・競争をやめなかった先には何がある?

・競争は好き?

 

考えてみると、私たちの日常はほとんど「競争」によって成り立っているといっても過言ではありません。

仕事に行ってお金を稼いでくる、交際相手を見つける、テスト勉強をする、スポーツをする、、。

 

「生存競争」という言葉にあるように、生きるための糧を得る、そのためには希少な資源を奪い合わなければいけません、だから多くの人が競い合います。

または子孫を残そうとするための行動をします。そのために競い合います。

 

「資本主義が勝利したから、競争が正義になっている」

という意見がありました。

確かに、歴史的にみると競争をやめようとした時代・国があったのも事実です。

しかしそれも、競争を主とする社会に駆逐されてしまいました。

そして今、社会は競争を基本として成り立っています。

 

とりあえず競争とは、人間が生きていくうえで、避けては通れないもののようです。

 

でも、競争って、好きか嫌いか?と問われると、あんまり好きじゃない。

語り相手のメンバーも、私も、競争しなくていいなら、できるだけしたくない、という気持ちがありました。

競争が自然な状態である、とするならば、それはどういうことでしょう?自分たちは正常じゃない?

 

趣味でテニスやゴルフをしたときは、勝ち負けはさほど重要ではありません。

でも、ギャンブルでは勝ち負けこそ重要になります。

これは、プロセスが重要か、結果が重要かの違いによるものでしょうか。

 

では「結果」とはどういうものでしょう。「勝ちたい!」の根源となるものは何でしょう?

報酬、利益、評判、、、といったところでしょうか。

また、「勝っても現状維持だけど、負けたら失う」っていうのもあります。

日々の仕事なんかは、そっちのほうが多いんじゃないでしょうか。

 

◆競争に終わりはないの?

競争は不可避といいましたが、競争に終わりはないのでしょうか?

人間の欲にきりがないとは昔から言いますが、、。

 

富を築いた人は、さらに多くの富を求め続けてしまう。

結婚して子供がいる人も、新しい交際相手を見つけ不倫をする、。

 

「現状に満足したら衰退の始まり」というビジネス的格言があります。

どうもこの社会というのの中では、競争をやめることはできない(許されない)ような気がします。

「神の見えざる手」 を例に出したメンバーがいましたが、競争こそが社会をつくっているといっても過言ではなさそうですね、、。

 

「競争は新しいものを生み出す源泉である」というコメントもありました。

たしかに、競争によって、暮らしをより豊かにするものが新しく出てきたりします。

常に圧倒的業界トップを維持しつづける、カップヌードルでさえも、社内で自社製品を打倒させるような新製品を作って、常に競わせている、という話を聞いたことがあります。

 

競争するということは、優劣、勝ち負けを決めるということなので敗者を退場させていくということになります(すべてはそうとは言いませんが)。

その結果、全体が維持されるという仕組みになっているということでしょうか。

社内競争が活発な企業は、生命力が強い。競争が激しい市場は、伸びていく。新しいものが生まれて、生き延びる。

 

あぁ、これって、自然における生態系にそっくりだなぁ、という感想を得るに至りました。

 

少人数でやると、自分のしゃべる時間が増えるので、考える量も多くなり、疲れやすいですね。この日はちらほら参加したり、抜けたりで最後まで実働メンバーが3~4名でやっていたんです、、。

 

哲学カフェはまだまだ続きますが、いったん時間となりましたので続きは日を改めて書いていきたいと思います。

 

では、また! 

 

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