SINGLE TASK  デボラ・ザック 著

SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる

 どうして、仕事がなかなか進まないのだろう。

あれやれ、これ出せ、と言われると、パニックになってしまう。

届いたメールに目をやったら、何をやっていたか忘れてしまう。

そんな経験、ないだろうか。

ハイ、私です。いつもです。

 

そんなあなたには、セサミン。(そういうことではないです)

 

「シングルタスク」を心がけるだけで、仕事の効率と精度が上がるというのだ。

 

そもそも仕事のほとんどは、脳の前頭前野(クリエイティブな部分)で行われている。

そして、その前頭前野は、一度に一つの事にしか集中できないようになっている。

現に「数を数える」という単純な事すら、邪魔が入るとできないものである。

 

そんななか、メール着信、電話がかかってくる、人に話しかけられる、つい他の事を考えてしまう、などの妨害が入ると、前頭前野のタスクがそちらの方に切り替えられ、今までやっていたことは一旦スイッチオフされてしまう。

戻るときには「思い出す」いうひと手間を要してしまう。なるほど、非効率だ。

 

ということは、「マルチタスク」を自慢する人は、相当やばいのである。

効率が悪いだけでなく、目まぐるしくタスクをスイッチングしているため、集中力を欠き、ミスも多くなる。

そんな人には気を付けよう。

筆者は「そもそもマルチタスクというものは、物理的に存在しない」と断じる。

 

シングルタスクへの難敵は、「デジタルデバイス」だ。

それらとの距離をコントロールできるのは、自分しかいない。

メールの通知をOFFにする、電話の音を切るかしまう、話しかけられない場所に移動する、考えれば色々ある。

 

「ながら」をしない事、それは仕事相手への敬意でもある。

人の話をちゃんと聞くこと。

やりかけたら、終わらせ、すぐに返信すること。

今はできません、と断れること。

 

まとめると、仕事を早く終わらせる最大のポイントは、

「ひとつひとつ、終わらせていくこと」

ということになる。