「読書は1冊のノートにまとめなさい」 奥野宣之
「読書の技法」 佐藤優
「どうやって読んでいるのか?」の速読法より、
「どうやって記憶していくのか」の知識定着法のほうに関心がある。
と、いうのも、読書量が増えるにつれ、また速く読めば読むほど、「忘れる」スピードも速まるので困っている。
「忘れない読書」は私にとって永遠のテーマといって良い。
奥野氏は言う。
「読みっぱなしは読んでいないのと同じ。」
佐藤氏は言う。
「自分の頭で考え、取捨選択し、アウトプット作業を経てこそ、知識の定着がある。」
かくして、今後は以下の5つのステップを試すことにより、記憶の定着を推進したい。
①1度目読み ざっと読む。大事だなと思った箇所に付せんを貼っていく。
②2度目読み 付せんの場所を読み返し、読書ノートに抜書きしていく。
③コメントのアウトプット 読書ノートに自分の意見を書きこむ。
④「読書メーター」や「ブログ」への投稿によるアウトプット。
⑤読書ノートを定期的に見返す
で、やってみた読書ノートがこちら。
面白い。
論旨を要約しながら、自分のポジションをとりながら書いていくので、おのずと忘れないのだろう。
(注)ジャンルは教養書や自己啓発書に向いていると思います。
純文学にも使えますが、エンターテイメント小説には向いていないです、あしからず。