私ちくわは関西を中心に活動している読書会、「彩ふ読書会」に、
昨年5月からサポーターとして活動しています。
彩ふ読書会の目的は「本が好きな方の居場所作り」です。
「家庭でもない、職場でもない、第三の場所」をコンセプトに、色んな価値観を持った方々が集まり、意見を交換し合うこと、また空間を共有しあうことで新しく生まれる何かを楽しもう、という集まりです。
ジャンルは問いません、いい意味で、「何でもアリ」なので、男女問わず、また若い方から年配の方まで、気軽にアットホームな雰囲気で、リピーターさんも多数いらっしゃいます。
それでは、夕方の部実験的経験会「装丁グランプリ」のレポートです。
まず、「実験的経験会」とは?
「面白いか面白くないかやってみるまで分からないものや、マニアックすぎて実施出来なかったものをやっていく予定」(HPより)
本・読書会に関係した新しいイベントの提案ですね。
記念すべき「実験的経験会」第一回、
「装丁グランプリ」は、敢えて中身を見ずに、装丁(外見)だけの読書会、という企画です。
実際、ルールを案内されたときも、やってみるまでわからないなあ、といった印象を受けました。
ルールは以下の通り。
①持ってきた本を、「せーの」でテーブルに出す。
→第一回投票:見た目だけ。
②POPを各自書いて、本に付けて書店のようにする。
→第二回投票:POP込みで「面白そう」と思った本に。
③集計後、各テーブルの首位作品で決勝戦。
→グランプリ決定。
ここからは写真でお楽しみください。
まず①
そして②:彩り豊かなPOPが揃いました!10分ぐらいで作ったとは思えない面白いものが並んでいます。
そして③:3冊による決勝戦です。
そして、栄えある装丁グランプリはこちらです!
「人間をお休みしてヤギになってみた結果」トーマス・トウェイツ
タイトル・写真・POPが三位一体となって、
手に取る意欲をかきたてます!
おめでとうございます!パチパチパチ。
見た目に影響する要素
「本の形・紙質・色彩・写真・タイトル・帯・イラスト・・」などなど
少しでも、違いを出して、お客さんの目に留めてもらおう、とする出版社さんの苦労が伝わってきますね。
私は普段こういった観点で本を選ぶことがほとんどないので、今回はネタ探しに苦労しました。
とても楽しかったです!また1年後ぐらいにやりたいです。