ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

彩ふ読書会 ~京都北山 9月 ③ブックポーカー

<疲れたけど、盛り上がった!>

 

私ちくわは関西を中心に活動している読書会、「彩ふ読書会」に、

昨年5月からサポーターとして活動しています。

 

彩ふ読書会の目的は「本が好きな方の居場所作り」です。

「家庭でもない、職場でもない、第三の場所」をコンセプトに、色んな価値観を持った方々が集まり、意見を交換し合うこと、また空間を共有しあうことで新しく生まれる何かを楽しもう、という集まりです。

ジャンルは問いません、いい意味でバラけていて、「何でもアリ」なので、男女問わず、また若い方から年配の方まで、気軽にアットホームな雰囲気で、リピーターさんも多数いらっしゃいます。

また、「皆で作っていく読書会」というのも魅力です。私のようなサポーターだけでなく、リピーター参加者の方に進行役や会場セッティングを手伝ってもらいながら、運営しています。

 

iro-doku.com

 

9/15(日)は第10回京都開催でした。

 

午前の部:推し本読書会

午後の部:課題本読書会 「ガリバー旅行記(スゥイフト)」

夕方の部:「ヒミツキチオブサクラカフェ改め大人の学童保育(ブックポーカー)」

 

今回も「SAKURA CAFE」さんで行われました。いつもありがとうございます!

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それでは、いよいよ夕方の部のレポートです。

 

夕方の部は「ヒミツキチオブサクラカフェ改め大人の学童保育」と銘打って、「彩ふ読書会」コミュニティ参加者の自由な活動の場として4月に始まりました。

 

参加は今のところ無料。コミュニティ加入者ならだれでも参加できます。

 

先月は、「演劇集団キャラメルボックス鑑賞会」をやりました!

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

◆第2回「ブックポーカー」

今日のイベントは、京都サポーターを務める方が「一度やってみたい」いうことで、メンバーの妄想を叶える妄想部部長の私ちくわが企画実行することになった、「ブックポーカー」。

 

実は、このブックポーカーは7月の「大人の学童保育」で「実験的第1回」を実行しました。その時の模様はこちらです。

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

しかしながら前回は発案者の方があいにく仕事で欠席されたため、今回満を持しての第2回開催となったわけです!

 

前回の反省も踏まえ、ルール・段取りを微調整し、こちらに記載しています。

興味のある方はご覧ください。↓↓↓

drive.google.com

 

(元のルールは、こちらから引用させていただきました。)

ddnavi.com

 

◆では、スタート!

事前にコミュニティ内で声をかけておいたのと、午前・午後の部参加者に声をかけて興味のある方に残っていただいた方を合わせ、総勢12名で実施しました(ありがとうございます)。

 

簡単な流れは以下の通りです。

 

①司会者(ゲームマスター)を1人選び、司会者は他のメンバーに見えないように参加者全員から本を預かる。

 

②質問タイム:2人1組になってお互いに本の質問をしあう。

 

③推理タイム:司会者は預かった本をテーブルに並べ、参加者は誰がどの本を持ってきたか推理する。

 

④答え合わせ・採点:本を順番に誰が持ってきたか発表し、当てた組み合わせで得点を計算し、その他加点と合計し高得点の方が勝ち。

 

◆実況レポート

残っていたけど、出す本を持っていなかった方2名に司会者(ゲームマスター)をお願いしました。ありがとうございました。

 

午後の部で始めて来た方にも、急遽参加していただいて、スタートします!

 

まずは、本を司会者に預けます。

 

そして質問タイムです。

・1回2分×総当たり・・10人なので9回繰り返します。

・必ず最初に聞く質問「あなたの本の魅力はなんですか?」

・答えなくていい質問「本のジャンル」「著者性別」「著者国籍」

 ※これには、あらかじめひとり3枚与えられている「コイン」を支払うことで訊くことが出来ます。

 

交互に質問していると、2分間でおよそ3つぐらいで時間切れとなります。

 

2つ目以降の質問では、

「どれぐらいの古さですが?」「どんな人が登場します?」とか、とりあえず、思いついたことを私は質問するのです(笑)。

 

答え次第では ジャンルが絞れるのですが、

分からないな、と思ったら「コイン」を支払ってジャンルを尋ねたりしました。

 

私は、乙一さんの「暗いところで待ち合わせ」を持ってきたのですが、「あなたの本の魅力はなんですか?」に対し、「意外な設定が面白い」とか答えたりします。

 

さらに「主人公は男性ですか?女性ですか?」などと誘導する方もいて、「どちらかというと男性かなあ~」などという、あいまいな返答をしたり、、汗。

 

◆答え合わせ

あっと言う間に2分×9回の質問タイムは終了です。

答え合わせの前に、司会者がテーブルに本を並べます。

ここで初めてすべての本を見ることになるのです。

 

ジャーン!こちらです。

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名作文学×2、ミステリー(?)×3、ビジネス書×1、あとは現代文学。

うーん、紛らわしいのはいくつかありました。

 

あれ、合計11冊?

そうです!

私がわざと「ダミー」を1冊紛れ込ませたのです。

しかもこのダミーは、「舟を編む」。

たまたま他の参加者が持ってきていた「羊と鋼の森」と見事に系統が被っていて、皆を惑わしてしまいました!

 

数が少なかった名作文学、ビジネス書に関しては、何となくわかったのですが、あとが難しい!

そもそも「ゴシック」は知らない、どんな本かわからない。

そして、「7回死んだ男(濃そう)」も知らない、、。どうしよう、時間が無い、、。

 

答え合わせです。

私は自分以外の9個中、5個。まずまずでした。ウンウン。

 

今回の優勝者は、発案者である謎解きクイーンの方。惜しくも全問正解とはなりませんでしたが、1つ外しただけでした。お見事です。パチパチパチパチ。

 

今回も難しすぎず、簡単すぎず。いい感じだったのではないでしょうか。

 

正解数だけでなく、話を聞いて一番読んでみたいと思った人、パッと見て一番読んでみたいと思った本、についても発表し加点されます。

 

あと、手元のコインの残りを加点し、順位を決めました。

 

今回もすべての所要時間を合わせると45分ぐらいかかりました。

 

◆盛り上がった感想戦

案外盛り上がったのは、終了後の感想戦。

この本読んでみたい!とか、○○さんがこの本ってイメージ違いすぎて反則やわ、とか。

 

また、どういう質問をしたから分かったかとか、 この本わかりにくかったとか、ゲーム性についてのやり取りも活発に行われました。

 

司会をしていただいた方も、それはそれで楽しんでいただき、良かったです。

 

「ブックポーカー」は第3回も行われそうですね! 

 

「とりあえずやってみよう、何とかなるさ。」が当読書会の特色でもあります。

「妄想部」はまだまだあなたの妄想を応援し続けていきたいと思います。

 

今日も楽しい「大人の学童保育」となりました。

これで今回の京都読書会のレポートは終わりとなります。


次回の京都開催は10/20(日)となります。

 

まずは読書会に参加してみてくださいね。

ご興味のある方は、是非ご予約をお願いいたします!!

iro-doku.com

   

では、また!