ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

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主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

哲学カフェを開催しました!「先入観や思い込みを抱いてしまうのはどうして?」③ ~イロソフィア(彩ふ読書会サークル活動)

<先入観と柔軟性>

 

こんばんは。ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。

 

私ちくわがサポーターとして活動させていただいている、「彩ふ読書会」のメンバーを集めて、「哲学カフェ」を開催しました。

 

今日も続きを書いていきます。昨日のはこちら。 

 

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

 

 ★今回のテーマは

「先入観や思い込みを抱いてしまうのはどうして?」でした。

 

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◆昨日までのポイント

・「先入観」は、見た目や噂(事前情報)から、自分が持っているカテゴリー分けによって、他人を認識するものである。

・なので、その人が持つ本当のパーソナリティとの間にはギャップが生じる。

・「先入観」は、情報が少なくわかっていない部分を自分の想像で埋めている状態。

・「先入観」は、コミュニケーションにおいて必要な存在。相手の全てを知ることは出来ないし、またそれを全て確認するわけにもいかない。

・ものごとについての「先入観」は過去の経験から蓄積した「価値観」である。

・自分に対して持っている「先入観」というのもある。得てして他人からの印象と違うことがある。

 

こんな感じで「先入観」は解読されていったのです。

 

◆「先入観」に固執する人と、しない人の差は?

しばしの休憩をはさんで、後半戦に入ります。

前半面白い意見があったので、私から以下のような「問い」を提案させていただきました。

・「先入観」とのギャップを感じた時、すんなり受け入れられる人と、受け入れ難い人の差って、何だろう?

 

これに対して、様々な意見が出てきました。

・知識のある人ほど、違った意見を嫌うから。

・過去の成功体験にこだわるから。

・自分のキャラクターを変えるのが怖いから。

・自分の考えに似た証拠を探して、異なる考えをスルーする。

 

ここで重要なワードが出てきます。

先入観にこだわるのは、自分に自信がないからじゃないですか? 

え?自分の意見に自信があるから、こだわるのではないの?と一瞬混乱しましたが、

「自分の価値観に自信がないからこそ、過去の経験や権威ある人の発言にすがってしまう、結局は安心の拠り所が欲しいのだ」

という自分なりの考えに達しました。

 

変化を受け入れる人を「柳のようにしなやかな心」と表現した方がいらっしゃいましたが、私はそれよりも、曲がったら戻ってこなくてもいいやっていう気持ちでやってます(笑)

 

じゃあ、どうして自分の価値観に自信が持てないんだろう?

次の問いが心の中で立った時、時間切れとなりました。

ここから先は自分への宿題とさせていただきます。

(あ、これって来月のテーマともつながりますね!)

 

他にも、ここには書ききれていないほど、2時間で色んな話題が出ました。 

備品のホワイトボードにメモを書いてくれていた方がいらっしゃったので、掲載させていただきます。ありがとうございました。

 

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これで、3日に及んだレポートを終わらせていただきます。

 

最後に告知です。一昨日も書きましたが、

彩ふ読書会は哲学カフェ「イロソフィア」をオープンすることになりました!

彩ふ読書会に参加したことのない方でも参加OKです!

もちろん哲学の知識は必要ありません。

詳細・ご応募は「彩ふ読書会」HPにて。

iro-doku.com

 

では、また!