<読書を消費にしないためのアウトプット技術>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
今日はコチラの本から。
内容<bookデータベースより>
自分の言葉で誰かに伝えることができてこそ、その知識・情報は価値がある。「紙1枚」書くだけのフレームワーク×3で、本当に必要な「学び方」が見つかる!「学んだだけ」で終わらないとっておきの方法!
この本では、トヨタの「紙1枚」プレゼンに学んだ筆者が、究極の表現方法として「20字」を編み出し、そこからアウトプットと学習法の神髄を伝授してくれます。
◆読書を消費にしないために自分ができること
世の中にはあまりにも多くの本が存在し、「あれも読みたい、これも読みたい」と手当たり次第に読んでしまいがちです。
しかし、そのような読書をしていると次から次へと忘れてしまい、せっかく時間をかけて読んだ本が読んでいないのと同じになってしまいます。
そういった読書を筆者は「消費型」読書と呼びます。
テレビやSNSをなんとなく流し見しているのと同じですね。
◆勉強するということは伝える言葉を持つこと
究極のところ教養というのは「確固たる世界観や人生観を形成するため」
であると筆者は言います。
勉強というのは、言葉を学び、意見のもとになる価値観を形成するためにあるのです。
自分のやりたい事を実現するためには、言葉で伝える力がどうしても必要だからです。
だから、私達は読書をします。
「読書そのものを楽しむ」というのもありますが、読書を通して「新しく知ることを増やす」や、「自分の行動を変える」ことを目的に読書するのです。
そしてその読書は、「人に伝える」「自分の行動に落とし込む」といった方法に変わります。
◆制約がある事で何とかまとめようと考え抜く
この本では、読書をアウトプットするための技術が紹介されています。
詳しくは本書をお読みいただくのが手っ取り早いのですが、
ポイントを書き出して、最終的に「20字にまとめる」という作業になります。
どうして20字か、というと、
「ほとんどの事は20字にぎりぎり要約できるから!」とのことです。
実際にやってみると、これ、結構時間がかかります。
あれも伝えたい、これも伝えたい、となるので、なかなか言いたい事をまとめきれません。
言葉を選び、言い換えるといった、「考え抜く」行為が必要となります。
そう、このプロセスこそが、忘れないための最大のポイントなんです。
20字になった時点で、既に自分の言葉になっており、人に説明できるようになっているはずです。
そして、このプロセスは「繰り返し練習する」ことで、自然と身についていくものなのでしょう。
私は既に読書ノートや読書メーター、ブログ、読書会といったアウトプットを実践していますが、「20字まとめ」を加えることで、消費型読書からの脱却ができそうですね。
※ちなみに本日の記事の、副題と小見出しはすべて20字にしてみました!
この本では「20字まとめ」のほかに、3つの「紙1枚独学法」が紹介されています。
興味のある方は是非読んでみてください!
では、また!