<オンラインで問題なくできます!>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
哲学カフェは小さな部屋に集まって語り合う以上、「3密」の条件を満たしてしまうので、参加するのも、開催するのも、ウィルス感染リスクを伴うため難しいと感じています。
私が参加している「彩ふ読書会」では、そんな現状を鑑みて、「オンライン読書会」や「オンライン飲み会」等のWEB企画の試みがいくつかなされています。
であれば、「哲学カフェもできるのでは?」ということで、実験的に読書会メンバーに呼び掛けて、「オンライン哲学カフェ」を企画してみました!
◆「Zoom」を使いました
「オンライン読書会」を企画した方が使用していたアプリケーションが、「Zoom」です。
今回はこれを使って哲学カフェを試してみることにしました。(実際、その方に参加いただいて、使い方はおんぶに抱っこ状態でした、ありがとうございました。)
「ZOOM」はオンライン会議アプリで、「skype」をイメージしていただくと大体そんな感じで、とても使いやすいテレビ会議アプリのようです。
主催が会議を「○○日の●時~●時」とスケジュール設定すると、「会議ID」が発行され、参加者はPCのZoomホームページやスマホアプリから、その「会議ID」を入力するだけで、アカウントを作る必要も無く、簡単に参加できます。
音質もクリアでノイズやハウリングもほとんどなく、良かったですね!
◆とりあえずテストということで。
今回は急な呼びかけにもかかわらず、計6人のメンバーに参入いただきました。
開始を土曜20:00にしましたので、私も子供とお風呂に入った後、ビール片手にPCを起動し、いよいよスタートです。
会議を開始させた直後、すぐにメンバーがちらほら参加しだし、すぐに会話できました。すごいです、簡単です。ノートPCやスマホのマイクを使うので、機材などの用意は何も要りません。
最初雑談しながら、Zoomの使い方をみんなでいろいろ試してみたり(なにぶん初めてなもんで)少し時間を費やしました。
◆そして、いよいよ哲学カフェをやってみました
45分を過ぎようかというころ、ようやく「哲学カフェをやってみましょうか」となりまして、始めることにしました。
トピックを決めていなかったので、「何にします?」となりまして、せっかくなので私が普段気になっている些細なギモンを2点提案させていただきました。
ひとつ目が「好きなものを先に食べる人と最後に食べる人の違いは?」。
ふたつ目が「健康診断の数日前からわざわざ酒を控えるのはどうしてか?」
今日はテストということで、こんな軽いトピックで特に異論はなく、とりあえず始めてみることにしました。
◆好きなものを先に食べる人と最後に食べる人の違いは?
ところで「Zoom」には「挙手ボタン」があって、これを押すと、「ハイ!」となってメンバーの名前の横に小さい手が現れるのですが、これが小さくて見逃してしまいます。これは哲学カフェでは使いにくいということがわかりました。
とりあえず好きにしゃべってみようということで、誰かがしゃべったら聞くっていう流れでやってみました。
さっそく何名かから意見が発せられ、オンラインとは思えない自然な対話がなされました。
好きなものを先に食べる人は、報酬を先に確定させないと働かないタイプで、最後に食べる人は、「きっともらえる」と信じて働くタイプなんでしょう。
前者は、何事も「好きなこと」を先にやる傾向があって、「やりたくないこと」は出来るだけ後回しにする、そんな人物像が浮かんできます。
ちょっと子供の頃を思い出し、「なんか、それって夏休みの宿題みたいですね」って言ったら、けっこう皆さん共感していただきました。
夏休みの宿題って、私も8月31日にやるか、なんならあきらめムードで9月に入って泣きながらやっていましたが、ごく少数ですが、7月中にやってしまう子、いましたよね~。
「マシュマロ実験」とかで聞くように「後で食べる」派は、「偉い」「自制心」というなんかポジティブイメージがあってそうしたいと思っているほうなんですが、「どうせ、いまを生きるしかないのに、面倒なことばかり先にやってどうするの!」っていうのもよくわかります。
ひょっとしたら、「好きでないもの先にやる派」にとっては、その報酬に至るまでの「好きでないもの」は、実は意外と役に立つと思っていて、そんなに嫌いではないのかもしれません、なんてことを考えたりして。
プロセスを楽しむタイプと言い換えができるでしょうか。
そんなこんなで、このトピックは、少しだけ盛り上がり、2つ目のトピックに移ります。
長くなってきましたので、続きは日を改めて。
では、また!