<「あたりまえ」はみんなにとっての「あたりまえ」じゃない>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
今日は、絵本のご紹介です。
内容<amazonより>
この本は、「りんごかもしれない」「もうぬげない」など、数々のヒット作を生み出したヨシタケシンスケ氏の作品です。
目が3つある人の星、足のながーい人の星、空を飛べる人の星、・・色んな星を訪れるうちに、自分たち人間が当たり前に感じていたことが、実は全然当たり前じゃないことを知るのです。
印象的なところを、2つご紹介します。
ひとつめが、「目の見えない人が感じている世界」のお話。
目の見える人が普段道を歩く時は、「信号を左へ」「ドーナツの看板を左に」という感じになるのですが、、
目の見えない人には、「地面がじゃりになったら左へ」「水の音の上を渡ったらその後に階段がある」という具合に、全くみえている世界が違ってきます。
ふたつめが、「自分達とは違う人への接し方」。
目が3つある人の星に来た、目が2つの主人公は、「かわいそう」だとか「気を付けてね」だとか、妙に気を遣われるのです。
「自分達の基準」でしか判断できないので、どうしてもそうなってしまうのですが、
確かに言われてみれば、って感じになるんですね。
「当たり前を疑ってみる」きっかけになる良い一冊だと思います。
うちの娘は5歳からこの本が好きで、繰り返し読んでいます。
こんな小さな時分から、こんな良い絵本を読むことができるなんて、羨ましいなぁと思ってしまいます。
では、また!