ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

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主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

オンライン哲学カフェ第9回「仕事って何?人は何のために働くの?」②

<仕事か仕事でないか、そんな区分けに意味がない人>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。

 

今日は、昨日に引き続き、オンライン哲学カフェ

 

「仕事って何?人は何のために働くの?」

 について書いていきたいと思います。

昨日の記事はこちら。 

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

 

◆仕事とお金が直接結びつかない人

「『仕事=お金』とはそれほど思っておらず、仕事はしているけどお金は後から付いてくるだけ」

という人がいるのも事実です。

 

流行りのビジネス書では、「やりたいことだけして生きていく」「次々と試していく」などといった、ひとつの仕事に囚われない働き方がもてはやされる時代となりました。

 

今、やりたい事に夢中に取り組むことで、その分野のスキルを急速に高め、また別の興味があれば、そちらに移っていく。そうして、自分の中で経験や人間関係を積み重ねていく。そんな生き方をする人たちです。

 

また、その生き方(働き方)には、「仕事=お金」という考え方があまりありません。

 

「目の前の取り組みたい事」にフォーカスしているだけで、お金はただ結果として付いてくるだけのもの。実際そのような人たちはお金を使って贅沢をすることにもあまり興味がありません。

そんな暇があったら、仕事していたいからです。

 

では、そういう人たちにとっての「仕事」とは、どういうものなのでしょう?

 

多くの起業家は「仕組み」を作って、世の中を変革しています。

よく例に出しますが、uber eatsなんていう仕組みは、自前のデリバリーを持たない飲食店でも宅配注文ができるようにした画期的なシステムです。

これは、「出かけることなく、自宅でも外食を味わえたらいいのに」という課題を解決しようと取り組んだ人がそういう仕組みを作ってしまったのです。

 

 

「こうなったらいいのに。」とか「これ、どうにかならないかな。」と「目の前の課題」にただ「取り組んでいる」だけで、その人たちにとっては「仕事」か「仕事でないか」という区分け自体、意味のないものかもしれません。

 

◆やりたいことだけやって生きていく

「やりたいことだけやって生きていく」という生き方は、自分には無理

という意見がありました。

これは私もおおむね同意見です。

 

というか、「『やりたいことだけやって生きていく』という生き方を選択していない」という言い方のほうが正しいかもしれません。

 

やはりなんだかんだいって、一定の収入というのは家族が暮らしていくうえで、とても大切です。

つねに挑戦することは、常に失敗のリスクがあり、そのリスクと常に向き合いながらやっていくより、「定収がある」という事実は、やはり残しておいた方がいいと考えるからです。心の支えになるからです。

 

自分だけだと収入が多少期間なくなっても何とかなるかもしれないですが、「家族に迷惑をかけたくない」という気持ちは、その何倍ものストレスになるでしょうから。

 

あれか、これか、ではなく、仕事はある程度お金を得るための手段であると割り切って、並行してやりたい事をやればいいのでは、と今の私は考えています。

 

それが趣味であってもいいし、ボランティアであってもいいし、別な仕事であってもいいと思います。働き方もどんどん多様化していきますし。

 

◆仕事は社会との接点

「仕事から離れる期間が長くなると、自分が社会の役に立たなくなるようで不安」

という意見がありました。

 

これにも、ああそうだ、と考えるところがあります。

特に女性の方は出産や育児で長期に休業されることがあるので、その感覚は余計に強く持たれるかもしれません。

仕事をしていると、知らず知らずのうちに(毎日当たり前のように)パソコンを使い、メールやエクセル・パワーポイントを使い、しかも最新のフォーマットに更新されているものを学びながら使っています。

 

一旦そこから離れると、復帰した時に浦島太郎状態になるとよく言いますが、やはり「仕事を続ける」といこと自体にとんでもない価値があるのだと実感するんだと思います。

それは「仕事をしない」ことへの不安と言うか、恐怖というものにもなるでしょう。

 

◆続く。

もうちょっと感想を書いて終わりにしようと思いましたが、時間が来てしまいましたので、続きは少しだけですが後日にします。

 

では、また!

 

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