ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

彩ふ読書会(大阪)23年9月に参加しました①

<久々の3テーブル、あぁこんな感じだったなぁ>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

今日は、「彩ふ読書会」に参加してきましたので、レポートを書いていきたいと思います!

iro-doku.com

 

今回は、6月以来の参加となりますので、3か月ぶりとなりました。

場所は、今回、変更となって、西梅田の「funlabo梅田」。

www.spacemarket.com

 

ビルの4階にあるレンタルスペース、前回までの部屋より広く、よくある貸会議室の印象でした。

今回より、テーブルを増やして複数テーブルとなっており、コロナ以前の「彩ふ読書会」に近い形になってきた印象です。

 

この日は3部制で、午前 第1部→「推し本紹介」、午後 第2部→「課題本読書会」、午後 第3部→「ボードゲーム会」という構成になっていました。

私は今回、第1部「推し本読書会」と第2部「課題本読書会」に参加しました。

 

まず、第1部「推し本読書会」。

この会は3テーブルに分かれており、各テーブル6名、計18名(多分)の参加となっていました。

まず主催者の「のーさん」よりタイムテーブルと流れの説明があり、その後3テーブルに分かれ、各テーブルの進行役が進行していくという流れでした。

 

「推し本読書会」は、各自が持ち寄ったおすすめ本を紹介していく形式の読書会です。

時間は約1時間。

それぞれのテーブルで、各自1分程度の自己紹介の後、順番に本を紹介していきます。

 

私が座った「Bテーブル」で紹介された本はこちらです。

 

進行役の隣の方が1番手で紹介し、そこからは時計回りで順番に紹介していきました。

以下、紹介された本を簡単に案内します。

 

①「可愛い噓のカワウソ」

かわいいカワウソの4コママンガですね。

そのカワウソが、噓をついて最後に「なんちゃって」とオチをつける、そんな癒されるマンガです。

可愛い嘘=カワウソ。なるほど。

 

②「傲慢と善良」 辻村深月

この読書会でも、過去に登場したことがあったかと思いますが、ベストセラーですね。文庫化もされ、平積みされているのを見ましたね。

主人公の婚約者が突然失踪し、追っかけていく過程で理解していく、相手のことと、自分のこと。

人間の内面「傲慢と善良」を見つめる描写に凄みがあり、こんな物語を書ける著者はすごいなぁ、としみじみ語る紹介者でした。

私は未読なんですがやっぱり読みたくなりました。

 

③「逆ソクラテス」 伊坂幸太郎

こちらもベストセラーですね!こちらも、最近文庫化されましたね。

全5話の短編集。

「先入観をひっくり返せ!」をテーマに、子どもが活躍する、痛快な逆転劇が推しポイントでした。

私も読んだのですが、その前の作品「フーガはユーガ」がなかなか読後感がきつかったので(作品は素晴らしいですよ)、この本は、スカッと爽やかな読後感になれたのが印象的でしたね。

 

④「プロジェクト・ヘイルメアリー」 アンディ・ウィアー

私ちくわの紹介本です。

こちらの著者は、映画「オデッセイ」の原作「火星の人」を書いたことでも有名な、宇宙エンターテイメントです。

サイエンスをふんだんに、絶妙に、仕掛けに取り入れているところが特徴ですね。

とにかく、次から次へと事件が起こり、一瞬たりとも飽きさせない、ノンストップSFエンターテイメントです。

 

⑤「エジプトの空の下」 飯山陽

ノンフィクションをよく読むという紹介者の、おすすめ本。

エジプトで暮らすイスラム研究者が記す、現地からの「生の」エッセイ。

国内が混乱したなまなましいリポートもありますが、自分たちと全然違うイスラムの全く異なる価値観や生活習慣の紹介と感想がメインで、はたまた現地で起こった日常を面白く紹介されていたり、なかなか読み応えがありそうな本ですね。

読んでみたいです!

 

⑥「宇宙兄弟」 小山宙哉

言わずと知れた、宇宙兄弟です。

進行役でサポーターでもある紹介者が、「泣きたい時はこれを読めばすぐ泣ける」という名作漫画。

私も30巻ぐらいまでは読んでいますので、わかります。はい。

感動ポイントとして紹介されていたのは、今では序盤となりましたが、主人公の宇宙飛行士選抜試験の過程で、落選した候補者とのやりとり。(たしかに、言葉の使い方がすばらしいんですよね)

 

といったところで、紹介が一周し、少し雑談したところで、1時間ちょっとが経過。

いつもながら、あっという間でした。

 

その後、他テーブル含めて全員の推し本(タイトルのみ)の紹介があり、終了後は、他テーブルの方々とも自由に交流できる時間があります。

 

他テーブルの紹介本は、こちらになります。

 


久々に3テーブルでの読書会となり、終了後の他テーブルとも入り混じっての雑談タイムが、なかなか楽しくて、あぁこんな感じだったなぁ、とコロナ前の読書会の雰囲気を思い出しました。

コロナ前以来、3年半ぶりの再会となった方もいたので、それも嬉しかったです!

 

以上で、第1部のレポートを終えたいと思います。

この日は、この後の第2部「課題本読書会」にも参加したので、続きは日を改めて書いていきます。

 

では、また!