<考えることは楽しいです。>
こんばんは。ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
新しい事、楽しい事は、何でも試して、失敗して、楽しんで。
今日は、今年私が重点的に活動した「哲学カフェ」について、振り返ってみたいと思います。
◆哲学カフェとは?
毎回書いていますが、哲学カフェの概要です。
・誰もが『対等な立場』で、テーマについて一緒に考え、自由に話し合う場
・テーマは身近なこと。(例「お金」「愛」「子供」「嫉妬」)
・哲学の知識は不要(全くもって不要です)
・あるのは進行役と少しのルールだけ
6人~15人ぐらいでテーブルを囲むか、自由に座り、他人の話をよく聞き、思い思いのことを発言していきます。
年齢層はほんとうに様々で、20代~60代ぐらいまで幅広く、男女比は男性のほうがやや多い印象です。
◆私が哲学カフェに興味を持ったきっかけ
昨年11月に読書記録SNS「読書メーター」で、「哲学カフェのつくりかた」という本を読んで以来、哲学カフェ・哲学対話というものの存在を知りました。
それまでの「哲学」に持っていた「教養」のようなイメージとは全然違う、「対話」を主体とする活動に興味を持ち、その後哲学対話についての本をいくつか読みました。
過去記事でもいろいろ紹介させていただきました。
影響を受けた代表的な本は、「考えるとはどういうことか」。
◆そして、哲学カフェに参加~開催へ
実際の哲学カフェには、1月に初めて参加。
初めて参加したのが、その後毎月寄せていただくことになる、「園田哲学bar」さん。
緊張しましたが、皆さん優しい方ばかりで、私も初心者ながら思い切って発言することができました!
その時のテーマは「嫉妬」。
今になって振り返るとつくづく「これぞ哲学カフェ」っていうテーマだったと思います。
その後も、私が参加している「彩ふ読書会」内でも声をかけて興味を持ったメンバーとともに参加したり、ひとりで行ったり。
3月には「彩ふ読書会」で哲学カフェを開催したくなったのですが、いかんせん経験不足。
そこで、関西の老舗「カフェフィロ」さんに問い合わせて進行役をお願いしたところ、京都であれば「カフェフィロ」の定例開催を「彩ふ読書会」会場で実施することが可能、という嬉しい提案をいただき、協力開催という形ではありますが、念願の哲学カフェ初開催となりました。
4月には、「彩ふ読書会」内で立ち上げた部活動「哲学カフェ研究会」メンバーを集めて、レンタルスペースを借り、初めて自分たちの哲学カフェを開催しました。
その後も個人参加や、部活動としての開催、カフェフィロさんとのコラボ、と経験を積み、構想から1年を経た先月11月に念願の「彩ふ読書会」主催の哲学カフェを開催することができました!
哲学カフェを教えていただいた様々な方、彩ふ読書会主催の「ののの」さん、「哲学カフェ研究会」の皆さん、本当に感謝しています。
私は相変わらずの初心者であり、まだまだ興味先行でやっているところなのですが、更にやりたい事もありますので、来年は次なるステップに進んでいきたいと思います。
◆哲学カフェは、実践あるのみ
私にとって哲学カフェは、知識は確かに少なからず得られるのですが、それよりも、「人の話を聞いて」、「その場で考えて」、「自分の言葉で話す」、というような、「対話そのものの経験すること」が最も重要であるような印象を受けています。
考えることは楽しいです。普段忙しすぎて「考えない」習慣がついてしまっているので、「じっくり考える」ことが新鮮なんですね。
また、普段なにげなく使っている言葉の意味をを深く考えてみることで、日常の行動を見直すきっかけになった、というような効果もあったりします。
なので、できるだけ参加回数を重ねようと決めて、今年は実に24回の哲学カフェに参加、あるいは開催いたしました。
明日は引き続き、今年参加した哲学カフェにおいて、印象に残った回を紹介したいと思います。
では、また!