ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

オンライン哲学カフェ第64回「哲学的推し本を紹介し合う会」

<一年の締めくくりに、今年もやりました。>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。

2020年より主にオンラインの場に移し、「オンライン哲学カフェ」として細々と楽しんでおります。(※今のところ、クローズドでの開催です)

今回は、第64回開催になります。

 

前回の第63回開催の記事はこちらになります。

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

◆「哲学カフェ」とは?

哲学カフェとは、おもに身近なことがらについてテーマを1つ決め、それについてみんなで自由に意見を出し合う対話の場です。

「哲学」と書いていますが、ソクラテスやプラトン哲学がどうのといった話はほとんどしません。

私たちの哲学カフェで扱っているテーマは、「『普通』ってどういうこと?」だとか、「『自己責任』って結局何なの?」だとか、身近にありながら、答えがなかったり、人それぞれだったり、ふだんあえて時間をかけて考えたりあまりしない話題について、じっくり語り合っています。

そうすることによって、「あたりまえ」だったことに新しい側面を発見し、考え方・生き方に変化が起こることを楽しんでいければいいな、と考えています。

当哲学カフェはいわば「日常生活を哲学する」ことを目指しています。

 

◆今回は「哲学的推し本を紹介し合う会」

今回は、いつもと異なり、番外編「哲学的推し本を紹介し合う会」となります。

この本は哲学的だと思う本を順番に紹介していくという趣旨になります。

哲学系の書籍だけでなく、小説、新書、コミックなど、本人が「この本は哲学だと思う」本ならなんでもOK、となります。

 

この日の参加者は8名(「聞き専」含む)。時間は2時間です。

今回は、いつもの通りひじき氏進行役、私ちくわが書記役でやっていきました。

 

◆紹介された本

実際に紹介された本を紹介し、コメントとともに掲載していきたいと思います。

 

「未開の力」とありますが、「未開」という表現自体、「開かれた」の反対ということです。

この「開かれた」=西洋文明を指していること、そこに疑問視するということは、かなり画期的なことでしょう。

いわゆる「文明」が進むにつれ、人々は幸福に暮らせているのか?という疑問が高まる現代にこそ、触れたい哲学ですね。

 

 

ベストセラーになったコミックですね。

「豊かさとは何か?」を改めて問いかける物語である、という紹介者コメントがありました。

先日読んだ

熱源 (文春文庫)

においても、アイヌの人々の「なぜ、ただ生きているだけではダメなのか?」という言葉を思い出しました。

 

 

ひじき部長曰く「ボヘミアン・ラプソディ」だという、映画「犬王」の原作ということで、まずはこの楽しそうな映画から入ったほうがいいかもしれないと思いました。

「原作は、是非最後の一文を読んでください!」と熱く語る部長なのでした。

 

 

私ちくわの紹介本です。

メタバースは多くの人の生活を一変させ、人生とは、社会とは、そういう哲学をひっくり返してしまう可能性を持っているかもしれない、と思い紹介しました。

それを心地よいもう一つの社会として、自由に選べるようになった場合、そこで暮らすことが主になり、リアル社会は生きるために仕方なく過ごす副次的社会となりえますよね。

 

◆2周目です。

ここから、紹介できる4人の紹介が一巡し、2周目に突入することになりました。

軽く紹介、ということになったので、タイトルだけ記録しておきます。

 

 

 

 

 

 

以上で、オンライン哲学カフェ番外編「哲学的推し本を紹介し合う会」のレポートを終わります。ありがとうございました。

 

これで2022年のオンライン哲学カフェも最後となりました。

参加いただいたメンバー、ならびにブログにお付き合いいただいた皆様、一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

※あと1回、今年の哲学カフェまとめ記事を書きたいと思っています。

 

では、また!