<気になる本もありましたね>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今日は、昨日の続きで「彩ふ読書会」に参加してきたレポートを書いていきます。
昨日の記事はこちら。
4冊まで紹介されたところで、小休止をはさみ、後半戦に入りました。
⑤「徴産制」 田中兆子
新型インフルエンザウィルスによって、若い女性の大半がいなくなったら、というSF作品。
日本の人口を回復させるため、男性に一定期間性転換を義務付けるという「徴産制」が施行される。
5人の男性がそれぞれの章で主役となり、この思考実験を通して、現在における男女の権力関係を再確認でき、面白さもあり、いっぽうで恐ろしさもあり、ということでした。
かなり興味をそそられる本ですね。
⑥「間違いだらけのクルマ選び」 島下泰久
この島下泰久さんはモータージャーナリストとしてはかなり国内で有名な方のようで、この「間違いだらけのクルマ選び」は2011年より毎年刊行され、13年目を迎えるとのこと。
ほぼすべての新車に試乗し、今年の車をランキング形式で紹介するとともに、すべての車種の項目別採点が掲載されていて、車を選ぶときにこの本を見れば迷わないですね!
⑦「本心」 平野啓一郎
私ちくわの紹介本です。
20年ぐらい進んだ近未来、主人公の朔也は「自由死」を選んで亡くなった母の「本心」を知りたいと母の「バーチャルフィギュア」を制作。
ドラマとして読んでも充分面白いんですが、深く読めばもっと読める。
私は社会的読み方、哲学的読み方も楽しめると思いました!
⑧「バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える」 鈴木琢也
20歳のとび職だった少年は、お父さんの勉強する姿に打たれて勉強を始め、専門学校~就職を経て、名門大学カリフォルニア大学バークレー校に進学するという立身物語です。すごいですね。
圧倒的な努力の量がうかがい知れるというのと、そこで得たものを独り占めせず積極的に周りに還元していく、そんなところに魅了されたとのことでした!
以上、8名すべての本紹介が終わったところで、約1時間半が経過、今回の読書会はお開きとなりました。
今回もなかなかバラエティ豊富な本ばかりで、楽しませてもらいました。
この後、飲み会があり、さらに交流を深めることが出来ました。こちらも楽しませてもらいました!
以上、今回の「彩ふ読書会」のレポートを終わらせてもらいます。ありがとうございました!
では、また!