<がっつりSFの夏、でした。>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
読書について書いているブログなので、月に一度ぐらいは「今月に読んだ本のまとめ」をやってみようというこの記事。
いつもは「読書メーター」という読書サイトに記録を付けていっていますので、もしご興味あればそちらものぞいてください。
今年は読了数が伸びないため、3か月に1回の更新になっています。
やっと本年3度目の記事になります。
7-9月に読んだ本はこちらです。
7-9月は15冊でした。
自分の最も印象に残った度合いに☆1~5つを付けているのですが、
この期間の「☆5」は7冊でした。1つ、上下巻あるので6タイトルです。
☆5を中心に、おすすめを紹介していきます。
<今月のベスト本>
7-9月のベスト本!
①
間違いなく、地球の危機。絶体絶命の中、なぜかよくわからないまま宇宙に放り出されている?主人公のグレース。
宇宙船の中でも、トラブルに続くトラブル。なのに、「オーケイ」「ワオ!」っていう軽いノリと、何とかテンポよく切り抜けていく科学者の姿がとにかく楽しいのです。
本当に面白いです、文句なしにオススメです。
<読書メーターへの感想>
上
どこかの密室で昏睡状態から目覚めた主人公。しかし彼は、とんでもない使命を背負って宇宙へ送り出された英雄だった?主人公の軽いノリが楽しく、科学ネタが随所に絶妙なトリックとして活かされていて、唸るような展開の上手さです。(☆5)
下
回想シーンによって、時系列にネタが小出しにされていくのと並行して、本線では宇宙船内で次々に新しい発見や事件が発生していくので、一瞬たりとも読者を飽きさせない、最高のSFエンタメ小説に仕上がっています!あー面白かった!(☆5)
その他おすすめ本
②
またまたSFです。こちらは、世界的ヒット作「三体シリーズ」を全6冊読んだ私としては、読まないわけにはいきません!
しかしこちら、「0」と銘打っていますが、実は著者の「三体シリーズ」が始まる前の作品で、三体とは直接ストーリー上関係なかったんです(読んでから気付きました)。
とはいえ、圧倒的にぶっ飛んだ設定に読む手が止まりませんでした。
文句なく面白かったです!
<読書メーターへの感想>
三体とはほぼ無関係でしたが、これはこれですごく楽しめました。球電という1つの自然現象から、ここまでのぶっ飛んだ構想とディテールを創作できる筆者はやっぱり凄いですね!オカルト現象で伏線を重ねていくところもミステリっぽくてGOODです♪(☆5)
<ブログ記事もあります!>
③
ああ、そうだったのか。と何度も自分の持っていた考えを否定され、更新を迫られる本でした。
いい悪いは置いといて、資本主義の中にどっぷり使っているからこその謎ルールがたくさんあることがよくわかりました。
適度な面倒くささと、適度なストレスと、新しいモノに手を出しすぎないことと、後は睡眠と運動ですね。
<読書メーターへの感想>
上巻読了後2年越しに下巻を読破。「朝ごはんは不自然だ」は衝撃的でしたが、それほど私に、いくつものコペルニクス的発想の転換を促される本でした。秩序を追求しすぎることは脆弱も招くので、過干渉気味だと思ったら、どっちが人間(動物)らしいか、を考えると良いと思いました。(☆5)
今年もあと3か月。9月までの累計で31冊。あと3か月で48冊(月4冊)までいけば御の字ですが、あと17冊。どうでしょうかねぇ。
とはいえ、涼しくなってきて、いよいよ本格的な読書の秋到来。
読んでいきましょう。
今回のベスト本紹介は以上です。どうもありがとうございました。
では、また!