<コミュ力とはビジネススキルである>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
私が参加していたある読書会の知り合い同士で始めた「哲学カフェ」。
2020年より主にオンラインの場に移し、「オンライン哲学カフェ」として楽しんでおります。(※今のところ、クローズドでの開催です)
今回は、第85回開催になります。
前回の第85回開催の記事はこちらになります。
◆「哲学カフェ」とは?
哲学カフェとは、おもに身近なことがらについてテーマを1つ決め、それについてみんなで自由に意見を出し合う対話の場です。
「哲学」と書いていますが、ソクラテスやプラトン哲学がどうのといった話はほとんどしません。
私たちの哲学カフェで扱っているテーマは、「『普通』ってどういうこと?」だとか、「『自己責任』って結局何なの?」だとか、身近にありながら、答えがなかったり、人それぞれだったり、ふだんあえて時間をかけて考えたりあまりしない話題について、じっくり語り合っています。
そうすることによって、「あたりまえ」だったことに新しい側面を発見し、考え方・生き方に変化が起こることを楽しんでいければいいな、と考えています。
当哲学カフェはいわば「日常生活を哲学する」ことを目指しています。
◆「Zoom」を使っています
今回も、「Zoom」を使用。
「Zoom」はすっかりおなじみですがとても使いやすいオンライン会議アプリです。
主催が会議を「○○日の●時~●時」とスケジュール設定すると、「会議ID」が発行され、参加者はPCのZoomホームページやスマホアプリから、その「会議ID」を入力するだけで、アカウントを作る必要も無く、簡単に参加できます。
◆この日のテーマ
この日の参加者は5名(「聞き専」含む)。時間は2時間です。
オンラインにおいても、実際の哲学カフェのように、進行役を決め、1人ずつしゃべる方式にしています。
しかしながら一部の人しか画像を映していないため、挙手が見えないので、発言したい人は「ハイ○○です。」と言い、進行役が指名するという感じにしています。
今回は、いつも通りひじき氏が進行役、私ちくわは書記役を担当しました。
この日のテーマも、メンバーの推薦により選ばれた
「コミュ力」
です。
「コミュ力」って、具体的に何ができる人を指すのでしょう。
コミュ力が高いと何に良い?
コミュ力は性格?技能?逆に「コミュ障」って?
自分に当てはめるとどうでしょう。
では、哲学カフェ、スタートします。
◆「コミュ力」のイメージ
まずは、いつものように具体例から入っていきました。
この日は、それぞれの「コミュ力が高い」に対するイメージから。
・知らない人に声をかける、良く話しかける
・会話を続けられる
・面白い話で場を盛り上げる
逆に「コミュ障」についても、話し合われました。
医学的なことではなく、スラングとしての使い方を考えると、
・人に話しかけられない、話しかける時緊張する
・話が続かない
・他人に興味がない
・他人と交流するのが嫌い
・放っておいてほしいと思う
逆を考えていくことで、イメージが徐々に言葉になっていきます。
◆コミュ力はビジネススキル
「結局、ビジネススキルだと思う」という意見がありました。
ここまでに、
・コミュニケーションが好きだからコミュ力が高い
・コミュニケーションが嫌いでもコミュ力が高い
というパターンもあるという話題が出ました。
「勉強のできる子はそれを好き嫌いと思う前にとりあえずやってしまう」を思い出したのですが、
結局、技術論だということです。
人に良く話しかける、話が続く、は行動の結果であるということで、それが好きなのか嫌いなのか、興味があるかは、相手にとってはさほど問題ではないのでは、という考えです。
◆モノを売れる人がコミュ力高い?
ここから、仕事においてのコミュ力について、具体的に考えていったように思います。
その中で、
「結局、モノを売れる人(結果を出す人)がコミュ力高い?」
という問いがありましたが、ここからさらに、
「その内容が虚構(嘘)でも、コミュ力高いといえるのか?」
確かに仕事上では、本当のことを内に隠して、嘘や方便を使っていったほうがスムーズに運んでいくし、結果が出ていくことがよくあります。
◆コミュ力は演技なのか
「そうすると、コミュ力は演技ができる力ということ?」
という問いになっていきます。
こういう問いが出てくるということは、やはり、本来の「コミュニケーション」という言葉とは別の「ビジネススキル」としての意味合いが強い、ということでしょうか。
哲学カフェはまだまだ続きますが、長くなってきましたので、続きは日を改めて書いていきたいと思います。
では、また!