ちくわのぴょんぴょん読書日記 ~読書・読書会・哲学カフェ

読書・読書会・哲学・哲学カフェが好きな人間のブログ

主に読書メモ・読書会・哲学カフェについて書いています。

オンライン哲学カフェ第21回「哲学的推し本を紹介し合う会2」

<2回目、やります>

 

おはようございます!ちくわです。

読書・読書会・哲学カフェが好きです。

この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。

 

私が参加している「彩ふ読書会」において、参加メンバーで作るグループ活動として開催しています、「オンライン哲学カフェ」。

今回は第21回となります。

  

前回の第20回「アイデアはどこから来るの?」の模様はこちら。  

chikuwamonaka.hatenablog.com

 

◆今回も「Zoom」を使いました

今回も前回同様、「Zoom」を使用。

「Zoom」とはオンライン会議アプリで、「skype」をイメージしていただくと大体そんな感じで、とても使いやすいテレビ会議アプリです。

 

主催が会議を「○○日の●時~●時」とスケジュール設定すると、「会議ID」が発行され、参加者はPCのZoomホームページやスマホアプリから、その「会議ID」を入力するだけで、アカウントを作る必要も無く、簡単に参加できます。

音質もクリアでノイズやハウリングもほとんどなく、良いですよ。

 

◆今日は2度目の「読書会」形式

この日の参加者は9名。時間は2時間です。

いつもは哲学カフェということで1つのテーマについて語り合うのですが、今回は皆で「これは哲学だ」と思う好きな本「推し本」を紹介し合う読書会形式をとりました。

これは昨年8月に実験的にやってみて楽しかったので、もう一度実施することにしたものです。

前回8月の模様はこちら。 

chikuwamonaka.hatenablog.com

   

ビデオを使用しない、音声のみ参加の方もいらっしゃいますので、紹介された本のタイトルをPCで検索して画面共有をするなどすれば、問題なく共有することができます。

 

◆この日紹介された本

紹介していただいたのは、本人が「これは哲学だ」と思う本。

ソクラテスやプラトンといった哲学者に関する本でなくとも、自分が哲学的なものだと思えば何でもありです。戦国マンガでも、スポーツでも、写真集でも、、。

今回は7名の方が持ちよった本を紹介させていただきたいと思います!

 

紹介順は、まず「一番いきます」と紹介してくれた方が、紹介後ネクストバッターをを指名する、以下続く、という方式でやってみました。

持ち時間はひとり15分ほど、それでも2時間を少しオーバーしてしまいました!

では、その日出てきた推し本を、紹介者のコメントと共に紹介していきます。  

 

①「進撃の巨人」 諌山創

まずトップバッターの推し本は、こちら。

進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

  • 作者:諫山創
  • 発売日: 2012/09/28
  • メディア: Kindle版
 

 

当読書会にはファンも多く、度々話題に上がる漫画ですね。

私も8巻ぐらいまでは読んだのですが、もう33巻まで出ていて次が最終巻となるようですね。

紹介者いわく、とにかくハルマゲドンのようで、最後には何も残らないんじゃないか、というぐらい混沌としているようです。

最初の頃と視点が変わって、主人公だったものがいつのまにか敵役になっていたり、「善悪ってなんだろう」と考えさせられる、哲学的なストーリーのようですね。

 

②「私の嫌いな10の言葉」 中島義道 

私の嫌いな10の言葉

私の嫌いな10の言葉

  • 作者:中島義道
  • 発売日: 2013/05/24
  • メディア: Kindle版
 

 

「いい人」を見ると不愉快になるという「私の嫌いな10の人びと」を書いた中島義道さん。そんな、とてもひねくれた筆者が「もっともらしい日本語が嫌いだ」という続編を書いています。

 

「相手の気持ちを考えろよ」「お前のためを思って言ってるんだ」など、確かに相手に自分の価値観を押し付けているような、、。

結局いい事を言っているようで、常識と「される」価値観を無批判に使っているだけでは?ということ。

確かに、、言葉の意味を自分でよく考えてみる、ということは哲学です。これは、面白そうです!

 

③「宗教のこころ」 古田紹欽

 

画像はありません。かなり古い本であるようです、、。

筆者は禅の教えを研究された宗教学者ということです。

禅の考え方は、当時の戦国武士の考え方と通じるところがあり、現代の日本にも少なからず影響を与えているとのことです。

確かに、一神教ではない日本において神仏や権威は絶対ではなく、世は無常であるという考えは多くの人が持っています。私もその一人かなと思います。

「茶の湯」の思想とも通じるところで、延長戦でこの話題ですこし盛り上がりました!

 

ここで1時間。小休止となります。

続きを紹介したいのですが、時間となりましたのでいったん終わって日を改めたいと思います!

 

では、また!