<具体と抽象の往復>
おはようございます!ちくわです。
読書・読書会・哲学カフェが好きです。
この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。
今日は、昨日に引き続き、「オンライン哲学カフェ」の2022年まとめとして、ランキング形式で振り返りたいと思います。
昨日の記事はこちら。
◆2022年のベスト回続き
昨日は、第5位~第3位までご紹介したので、今回は、第2位から。
第2位!
【飽きる】
「飽きる」とは、生活していく中で、すごくありふれた現象です。その「飽きる」について、別の言葉で言い換えるとどういう状態なのか。
まず具体例を出し合い、検討しながら丁寧に考えていったうえで、「飽きる」が日常生活にもたらす作用を、ポジティブ面やネガティブ面など、再び具体例に落とし、、。
という作業を繰り返すことで、人間の生存戦略にまで想像が及ぶという、なかなか哲学カフェの醍醐味を堪能した、楽しい回になったのかな、と思います。
そして、
第1位!
【性格】です。
この回を選んだ理由は、「第50回だから」というのは、本当にたまたまです。たしかにそれは、感慨深いです、、。2020年4月にコロナ禍から手探りでオンラインで始めたものが、50回も続けられるなんて、本当にメンバーに感謝です。
「性格」というのは、頻繁に日常会話に登場する割に、本当に奥が深いものだと感じました。性格が良い/悪い、性格が変わる/変わらない、ということだけでなく、
性格って、自分で言うものなのか、他人が判断するものなのか?
過去の振る舞いが性格なのか?現在進行形なのか?
そもそも性格って何なのか?と考えるだけで、相当な時間を要したと記憶しています。
話せば話すほど、わからないことが増えていく、まさに哲学カフェを体現するような2時間だったと感じています。
ということで、ベスト5のご紹介でしたが、
最後に、これを紹介せずには今年は終われません!
番外編。
【行き当たりばったり哲学カフェ】
です。
「行き当たりばったり」とは、どういうものかというのは、振り返りブログの中身を見ていただいたらわかるのですが、簡単に言うと、ランダムに出てきた単語をお題に哲学カフェをやってみる、という試みです。
日常にある言葉なら、大体なんでも哲学カフェにできるはず、と偉そうに構えいきたのですが、なんと最初に出てきた単語が「7月」!!
メンバー「・・・」
「これ、選び直しアリですか?」などとヒソヒソ話が。それでも30分近くやりましたが、遂にギブアップ!
続いて「地球」、「過ぎる」、「まろやか」と3語で哲学カフェやって、2時間終了!
楽しかったので2回目アリでしょう、といいつつ、1年が経過しようとしているので、もうすぐ第2回やりますよ!!
というわけで、2022年も哲学カフェを25回開催、通算回を数えること64回目となりました。このまま、2023年も、ゆるく続けていきたいと思います。
あらためて振り返ってみて、「哲学カフェが盛り上がる」というのはどういうことかと考えたら、いくつかの要素があると思いました。
1つは、テーマ。具体的すぎず、ある程度抽象度もあって、また身近で普段使いしている言葉。具体と抽象の往復が考えに適度な広がりと深みを与えていく、そんなテーマです。
もう一つは、メンバー。まとめたり分析的な人ばかりでもいまいちで、自分語りが多い人ばかりでも深まりにくいです。でも、どちらも欠けては、盛り上がらないんです。
自分やひじき部長は、進行や書記をしているので、やはり、参加メンバーに頼りがちな日々なので、振り返ってみると「今日は、あの人がいなかったからかなぁ」、なんて思うこともあります。
2022年は新しいメンバーもお誘いして、また、雰囲気も変化したオンライン哲学カフェ、少しずつ変化はしていきますが、当初の「日常を哲学する」スタイルは変えずに、やっていきたいと思います。
以上で、2022年の哲学カフェの振り返りを締めくくりたいと思います。
皆さま、今年もありがとうございました。
来年も、よろしくお願いします!
では、また!